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For ourself 〜Single History〜 – 平家みちよ (2000)

  • 平家みちよ: Compilation Album
  • Release Date: 2000.09.13
Contents ☆彡
Album Review |
Singles（つんく♂プロデュース）

For ourself 〜Single History〜
Album Review

「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」平家ソロバージョンも収録のベスト

はたけプロデュース時代のシングル6曲と未発表曲1曲、つんく♂プロデュースのシングル2曲とシャッフルユニット：黄色5「黄色いお空で BOOM BOOM BOOM」の平家さんソロバージョンの全10曲を収録したベストアルバム。「シャ乱Ｑロックボーカリストオーディション」グランプリ受賞という頂点から華麗に転げ落ちていくローリングストーン：平家さんのキャリアがこれ１枚で手っ取り早く追跡できちゃうのが嬉しいやら悲しいやら。

「モーニング娘。のメンバーではない」という偏見だけで聞く耳を持たず、「プッチベストに入ってる平家曲なら知ってる」程度の知識しかない中、ある日見つけた今作の中古CDをキッカケに実は良曲が多いと気付き、はたけ時代の楽曲に至っては参加ミュージシャンが凄腕の人ばかりだと知った日には、この恵まれた環境でヒットを出せなかった平家さんに同情の念を抱かずにはいられなくなったわ。さぞかしお辛い日々だったことでしょう。「アナタの夢になりたい」がこんなにも虚しく響くなんて。夢にしてあげられなくてほんとに申し訳。そもそも工藤静香を1曲当てただけでプロデューサー気取りのはたけが悪いのよっ！

「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」の平家さんソロバージョンは基本的にはオリジナルのオケではあるんだけど、随所に派手めのラップが盛り込まれてるので幾分オリジナル以上にアグレッシブな感触。なっちソロバージョンともまた一味違う感じよ。

CD

  1. GET
  2. 卒業 〜TOP OF THE WORLD〜
  3. ダイキライ
  4. だけど 愛しすぎて (Mix for Single)
  5. アナタの夢になりたい
  6. scene
  7. myself (Unreleased Track)
  8. ワンルーム夏の恋物語
  9. 愛の力
  10. 黄色いお空でBOOM BOOM BOOM ~Michiyo Heike Version

For ourself 〜Single History〜
Singles（つんく♂プロデュース）

鳴かず飛ばずのシングルが続きいよいよ追い詰められた(?)プロデューサー：はたけ、ついに平家さんのプロデュースをつんく♂に丸投げｗ　個人的にも当時「はたけだからダメなんじゃない？」みたいな思いもあったからこの流れにはいくらか期待は高まった記憶だけど、ま、つんく♂に代わったからってCDを買ったわけでもないのよねｗ（後に中古でゲッツ）

  • ワンルーム夏の恋物語

  • 平家みちよ: 7th Single
  • Release Date: 2000.05.17
  • Produced by つんく

シャッフルユニット「黄色5」への参加で久々に生存が確認された平家さんが放つ待望の(?)つんく♂プロデュース第１弾シングルは、はたけ期のロック路線とは一線を画しハロプロ臭さが一気に開花する夏向けラテン系ダンスナンバーよ。モロに太シスっぽいけどあそこまでお下劣に欲情を丸出しにするのではなく、純粋に恋焦がれてる感じ。

CD

  1. ワンルーム夏の恋物語
  2. ステキな恋 ステキな夜
  3. ワンルーム夏の恋物語 (Instrumental)

  • 愛の力

  • 平家みちよ: 8th Single
  • Release Date: 2000.08.09
  • Produced by つんく

つんく♂プロデュース第２弾は当時の流行に乗っかったクールなR&B。デビュー時のロックのイメージはほぼ皆無に等しく、CDにはトレカ封入(3種のうちランダムで1種)と売り方はもう立派なアイドルだけどｗ、でもこれはこれですごくステキな曲なのよ。ここまでがベストに収録されてるシングル。以降はプッチベストに収録されたり、されなかったり・・・

CD

  1. 愛の力
  2. 都会の夜
  3. 愛の力 (Instrumental)

  • 結局 Bye Bye Bye

  • 平家みちよ: 9th Single
  • Release Date: 2001.02.07
  • Produced by つんく

モーニング娘。が全盛期を迎えている中でリリースされたこちらはつんく♂プロデュース期、いえ、平家さんがハロプロ時代に残した楽曲の中でも最高峰との呼び声も高いアップテンポのR&B系ダンスナンバー。中澤姐さん卒業ツアーでも披露されていたので娘。ヲタ内での知名度も比較的高いはず。こんな名曲が未だにどのアルバムにも収録されず、配信もされていないなんて・・・。うっかりブックオフで見つけた日には即買いしちゃって♡

CD

  1. 結局 Bye Bye Bye
  2. 雨・雨・夜
  3. 結局 Bye Bye Bye (Instrumental)

  • プロポーズ

  • 平家みちよ: 10th Single
  • Release Date: 2001.11.07
  • Produced by つんく♂

落ち着いたアダルト・オリエンテッド・ロックなテイストで、彼にプロポーズされて嬉し泣きするオンナの歌。でも転落を誰にも止められない平家さんに幸せな曲は似合わないわ。プロポーズを待ってたのに土壇場で別のオンナに彼を持ってかれた、とか、一旦はプロポーズを受け入れたけどやっぱ無理〜とか言って式場から逃走、みたいな歌の方が良かったわｗ

「Hard Crunch Version」はリミックスかと思いきや、アレンジが異なりVoも別テイクの完全に別モノ。はたけ期のロック路線っぽく平家さんも久しぶりに声を張り上げて歌唱。

CD

  1. プロポーズ
  2. パパとママ
  3. プロポーズ (Hard Crunch Version)
  4. プロポーズ (Instrumental)

  • ムラサキシキブ

  • 平家みちよ: 11th Single
  • Release Date: 2002.06.05
  • Produced by つんく♂

ハロプロ時代の最後のシングルはオリエンタルな異国感を漂わせつつ、太シスばりに欲情するオンナ・・・という、よくあるつんく♂らしい1曲。でもオシャレに聞こえるし個人的にも大好きよ。今作リリース後にいわゆる「ハローマゲドン」で平家さんのハロプロ卒業が発表されるわけだけど、ごっちん卒業やタンポポ/プッチモニ/ミニモニ。のメンバー入れ替えが衝撃すぎて平家さんに構ってる場合じゃなかったのよねｗ　みっちゃんいい子なのにね。

CD

  1. ムラサキシキブ
  2. 夢の話
  3. ムラサキシキブ (Instrumental)