- 鞘師里保: 1st Album
- Release Date: 2024.07.24
Album Review
Track By Track
② ラッセ! |
③ DARKSIDE |
⑥ paradise |
⑦ Hi(gh) Life |
⑨ alchemy
Symbolized
Album Review

満を持して放たれたりほりほファースト・フル・アルバムが超名作!
’22年11月リリースの3rd EP「UNISON」以降は特に音源の発表はなく、しばらくは女優業に精を出していたみたいなので全然追ってなかったけど、今年2月にシングル「Hi(gh) Life」をリリースしたあたりからまたそろそろ音楽方面での動きがありそうと期待していたところへ、ついにりほりほ初のフル・アルバムリリースのお知らせキタわ〜♡
今作は全11曲収録でうち6曲は既発EP3作からの選曲。とはいえ必ずしも各EPのリードトラックが選曲されているわけではなく、あくまでもアルバムの性質を考慮しつつ、なおかつりほりほの本質を突いた楽曲が選ばれているかのよう。新曲5曲はバキバキ系りほりほからウダウダ系りほりほまでどれも素晴らしく、結論から申しますと超名作♡
りほりほの本質・・・コレはもうズバリ「自己嫌悪」なのではないかと。モーニング娘。時代から自己肯定感の低さをさらけ出してたけど、こういうネガティブの部分てなかなか改善されないまま心の奥深くに根付きその後の人生にも大い影響を及ぼすもの。今作はりほりほがそんな自身の闇の部分と向き合い解放へと向かう姿が描かれているようで、そんな姿を象徴する楽曲が「Symbolized」というタイトルの下に出揃ったという印象。
ジャケのフォトグラファーはハロヲタを描いた2021年の映画「あの頃」でミキティ推し役を演じた仲野太賀クンだそうです。りほりほもドラマで共演してたらしい。
Symbolized
Track By Track
初収録の新曲5曲のみ聴いていきまっしょい!
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② ラッセ!
- 作詞:Yui Kimura 作曲:NEXXT
昨年のライブで既に披露されていたアッパーなハウスナンバー。地声と裏声を巧みに使い分けたりほりほの自然体なボーカルが心地よく、アッパーでありながらもナチュラルさも際立つこの爽快なトラックにただただ昇天エンドレス♡ タイトルは特に意味はなく「みんなで叫べる楽しい造語が欲しい」というりほりほの要望から生まれたものらしい。
自ら人目に晒されにいく者には当然他者からの期待や要求は降りかかってくる。ヲタの求める姿と本来の自分とのズレに苛まれ、そんな現実から目を背けようと開いたSNSには他者との比較材料がてんこ盛り。一体自分が何者なのか分からずがんじがらめなりほりほが今まさに自己嫌悪からの解放へと向かい始める、今作のカラーが最も象徴的に光る1曲。
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③ DARKSIDE
- 作詞:Kenta Matsukuma 作曲:Kenta Matsukuma
こちらもライブで披露済み。「♪Welcome to darkside〜」と闇の部分すら許容しそれをもエナジーに変える、そんなハードロックな1曲で実は今作ではかなり異質なタイプ。りほりほが以前アベンジャーズとして参加していたBABYMETALにも近い狂気?
それでいて歌詞が妙に説教臭いの。説教臭いといえば寺田光男、又の名はつんく♂。 もちろん別の方の作詞だけどそんな寺田感というかハロプロ感すら感じる。「Riho-Metal感 × ハロプロ感」が織りなすビッグなエナジーは下記ライブバージョンのMVでご賞味あれ。ハロヲタなら自然とコール入れちゃうハズだし否が応でも身体がウズくわw
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⑥ paradise
- 作詞:yacco・鞘師里保 作曲:80KIDZ・yacco・鞘師里保
今作で唯一の完全未発表の新曲はりほりほが初めて作曲にまで携わったシンセポップ。一聴してりほりほの先輩にあたるPerfumeのなんかの曲が浮かんだけど、インタビューから察するにどうやらAメロにりほりほのアイデアが盛り込まれてるっぽい。
「擦って〜去って〜降参ね〜」とリフレインする歌詞が印象的で、マイナス思考のアリ地獄へ落ちていく様子をも「paradise」と見たてたその退廃的な世界観はサウンドはさておきスピリッツはグランジそのもの。先の「DARKSIDE」にも通じるこの系統はアタシの大好物w
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⑦ Hi(gh) Life
- 作詞:yacco 作曲:tee tea
バキバキに踊り狂うりほりほと対極をなす、自己嫌悪に苛まれ部屋でウダウダ寝転ぶシングルジャケの姿こそもう1人のりほりほの姿。「明日から本気出す」どころか「来世から本気出す」くらいの不貞腐れようで退廃的もいいところw ライブ映像をもとに制作されたMVではダンスすらやりたくないのか(んなわけないでしょうけど)ほとんど職場放棄w
既にフィジカルでもリリースされていた初シングル曲で、たいしたプロモーションもせず、楽曲もここまでダウナー系に寄せてくるとはなかなかチャレンジングだけど、「Melt」同様こういうローテンションなりほりほも今後推していってほしい。
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⑨ alchemy
- 作詞:Masato Omi 作曲:Masato Omi
(全然見てなかったけどw)りほりほ主演ドラマの主題歌。上記シングルに収録されてた音源はショートサイズの「Special Ver.」でドラマ最終回に合わせてフルサイズが配信。で、このフル版はボーカルが再録されてるらしくコーラスパートなんかも追加されてるようね。
不貞腐れて踊らないのではなく、むしろ踊りを必要としないアコギ主体の楽曲。柔らかな笑みを見せて歌うりほりほの姿が思い浮かぶ・・・と思ったら下記MVではしっかり踊ってたw 何やら乳酸菌をイメージした衣装とのことだけど、どう見てもアイドル時代のりほりほそのもの。てかこのサムネ、左からフク→ズッ子→りほりほ→イクタに見えてくる・・・わけないかw ちなみにこのMVはショート版の方。
CD
- BUTAI
- ラッセ!
- DARKSIDE
- DOOM PA
- Stupid
- paradise
- Hi(gh) Life
- Melt
- alchemy
- Find Me Out
- WE THE ONES
CD – 初回限定盤A
- BUTAI (Instrumental)
- ラッセ! (Instrumental)
- DARKSIDE (Instrumental)
- DOOM PA (Instrumental)
- Stupid (Instrumental)
- paradise (Instrumental)
- Hi(gh) Life (Instrumental)
- Melt (Instrumental)
- alchemy (Instrumental)
- Find Me Out (Instrumental)
- WE THE ONES (Instrumental)


