- 加護亜依: Album
- Release Date: 2010.03.31
AI KAGO meets JAZZ ~The first door~
Album Review
加護ちゃんがジャズ・スタンダードナンバーをカバー!
ハロヲタやってると普段あまり聴かないジャンルの音楽に触れる機会がちょいちょいあるじゃない? 中澤姐さんの演歌や飯田かおりんのフレンチ・ポップスとかね。で、これがけっこう楽しかったりするんだけど、ついに「ジャズ」に触れる機会が訪れたわ!そんな機会をもたらしてくれたのがこの加護ちゃんによるジャズ・アルバム。
中西圭三プロデュースのもと、加護ちゃん復活宣言ともとれるシングル「no hesitAtIon」でソロデビューを果たし、以降はそのままJ-POP路線で活動を継続していくのかと思いきや、まさかのこの急展開!”加護あいぼんが歌うジャズ”ですでに「ジャズぼん」と呼ばれ、J-POP勢には手厳しいミュージックマガジンでも8点ゲッツ(10点満点)と巷で話題沸騰中の意外と本気な1枚よ!ちなみにご参考までに、月島きらりは2点w
収録されてるのはジャズのスタンダード・ナンバーばかり。とはいえ11曲中10曲が原曲の英語歌詞のままだし、そもそも加護ちゃんにジャズの心得みたいなのがあったとは思えないけど、加護ちゃんてモノマネが得意だったし、ジャズの歌い方や英語の発音もモノマネする感じで体得していったと思うのよね。バンドメンバーがみんな凄いお方たちらしいのでそこらへんの力量もあるんでしょうけど、今作を制作するうえで加護ちゃん独自の鋭い観察眼みたいなのも大きなポイントになってたんじゃない☆カナ?って思うわ。
唯一の日本語曲はW(ダブルユー)としてもカバーした「17才よさようなら」が収録。
CD
- How high the moon
- Night and day
- Blue moon
- Sunny
- You’d be nice to come home to
- Someone to watch over me
- When you wish upon a star
- Fly me to the moon
- Over the rainbow
- All of me
- Arrivederci (17才よさようなら)