- 月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。): 3rd Album
- Release Date: 2008.12.07
- Oricon Weekly: #26
きらりと冬
Album Review
小春ちゃん 冬の女王へ挑戦状を叩き付けた!
きらり3rdアルバム「きらりと冬」発表よ!実を言うと今回はアルバムへの期待はそこまで高いものではなかったのねw。3年目のきら☆レボってどうしてもMilky Way色が強いし、今年唯一のソロシングル「パパンケーキ」をリードトラックとしたアルバムってどうも想像つかないというか(もちろんMilky Wayもリードトラックだけど)。それにタイトルも「きらりと冬」と季節限定仕様。これは冬の女王:広瀬香美のポジション狙ってるのかしら?彼女ずいぶんギラついてるらしいから意外と手強い女みたいよw。
でも、フタを開けてみるといつものきらり節全開だったわ!乙女なラブソングからドリーミーなポップソング、そしてきらりにしか歌えないブッ飛びおバカソングまでバッチリ収録!いくら「こんにちぱ」の評判が良かったからってちょっと「きらりんプロジェクト」調子に乗りすぎよw!
感触としては1stの「オトナっぽく」的な部分と、2ndの「ハジケまくっちゃえ!」的な部分とのちょうど中間的なところに落ち着くのかしら。特に1曲目「コイサイン」。アルバムにおける1曲目ってそのアルバムのカラーを決定付けてしまうことがあるけど、本作ももうコレ1曲で決まりなんじゃない?まず「きらり唱法」とは違った気負わない自然な歌声。そしてキラキラ輝くシンセサウンド(ZYX「白いTOKYO」系)。イルミネーションの並木道を歩く恋する乙女の姿が浮かんでくるようだわ。ただ不思議なのは歌詞に冬を連想させる言葉が全く出てこないのにめちゃ冬っぽいところなのよね。だいたいウィンター・ソングと判別できるのって1曲もないのに「きらりと冬」って・・・。
でもアイデア満載感ときたら過去最高レベル。「空耳アワー」のような似て非なる歌詞の遊び心とか、声優で鍛えられた小春ちゃんの表現力が活かされてるのね。ヴィヴァルディ「ヴァイオリン協奏曲集四季『春』」の一節を拝借したアイドルソングとクラシックの融合させた「ラブチク」も激ポップに仕上がってて超オススメよ!
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- 傑作
- 名作
- 神作
Disc1: CD
- コイサイン
- アナタボシ Milky Way
- パパンケーキ
- ラブチク
- Oh! トモダチ
- マスカラフル
- パピーラブ
- ソラミミドレミ
- ガムシャララ Milky Way
- タンタンターン! Milky Way
- サンサン GOGO Milky Way
- 夢のバルーン
Disc2: DVD – 初回生産限定盤
- パパンケーキ Close-up Ver.)
- パパンケーキ (Live Ver.) 2008.8.3 国立第一代々木体育館 Hello!Project2008Summer WonderfulHearts 避暑地でデートいたしまSHOWより収録
- アナタボシ (Dance Shot Ver.)
- アナタボシ (Live Ver.) 2008.8.3 国立第一代々木体育館 Hello!Project2008Summer WonderfulHearts 避暑地でデートいたしまSHOWより収録
- タンタンターン! (Dance Shot Ver.)
- タンタンターン! (アニメ Ver.)
- ジャケット撮影メイキング
ALBUM - 月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)
SINGLE - 月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)
Milky Way / きら☆ぴか
きらりん☆レボリューション V.A.