YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時 – ハロプロ・オールスターズ (2018)

ハロプロ・オールスターズ: Single
Release Date: 2018.09.26
Oricon Weekly: #1 / Billboard Japan: #1
モーニング娘。’18:

Contents ☆彡
Song Review |
① YEAH YEAH YEAH |
② 憧れのStress-free |
③ 花、闌の時

④ ハロー！ヒストリー

YEAH YEAH YEAH / 憧れのStress-free / 花、闌の時
Song Review

ハロメン全員参加ユニットは7年周期でやってくるのね！

2004年「H.P.オールスターズ」、2011年「ハロー! プロジェクトモベキマス」に続く、ハロプロ在籍メンバー全員参加ユニット、その名も「ハロプロ・オールスターズ」がこのハロプロ20周年の記念年である2018年に登場。2004年→2011年→2018年と見事に7年周期でやってくるのね。彗星みたいでステキだけど回を追うごとにユニットの輝きが減ってる気がするわ。だって今のハロメン薄いんだもんｗ (派手な髪型にする子とか今いないのよね)

今作はつんく♂作2曲と、ビックリ仰天なまさかの大御所作家さん作1曲からなるトリプルA面シングルで、さらには某ヲタ作家のおまけ楽曲も1曲追加。◯ャ◯子のくせに性懲りもなくまた出てきたｗとツッコミつつも、なかなか豪華な布陣に内心キャーキャーだわ♡

参加ユニットはモーニング娘。’18 / アンジュルム / Juice=Juice / カントリー・ガールズ / こぶしファクトリー / つばきファクトリー / デビュー予定の研修生ではあるけど既にデビューのタイミングを逃しつつあるｗ、一岡ファクトリー(仮称) / 高野・桃々姫ファクトリー(仮称)の総勢55名・・・全員の顔と名前が一致しない・・・

① YEAH YEAH YEAH
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：大久保薫
コレオグラファー：木下菜津子

イェイイェイイェイとか言うもんだから超ノリノリのつんく♂流おバカソングを久しぶりに聞けるのかと期待していたら、20周年だからと浮かれるそんなハロヲタを見透かし、そして「人間だからって偉ぶるな」と戒める愛の説教バラードでしたわ。

一聴する限りでは個性薄いメンバーが歌う薄いバラードと昨今のクールハロー体制を象徴した曲に聞こえるし、過去2作のようなお祭り感もないし、オールユニゾン構成ってのもなんだか現ハロプロの軸がどこなのかもよく伝わってこない。

とはいえ、そこはやはりのつんく♂楽曲。立派な（重症な？）ハロヲタほど今作に込められたつんく♂の教えが薄味ながらもハロメンの歌とともに徐々に染みこんでくるの。え？アタシ？モチのロンでジワジワと染みてくるわコレ。ええ重症よ？しまいにはこっそり振り付けだってマネしちゃってる自分に気付くの♡

そもそも今作はつんく♂が20周年ソングとして書き下ろしたものなのか、ストックの中からスタッフが選んだものなのか、最近のつんく♂はライナーを書かないからそこらへんの詳細は不明だけど、今作で頂戴するつんく♂の尊い教えは整頓されたお部屋で正座して静聴しましょ！でも手は振りコピしながら、ねｗ

「YEAH YEAH YEAH (モーニング娘。’18 Ver.)」

通常盤の各ユニット盤にはそれぞれのユニット別バージョンも収録。アタシはワンエイトVer.しか聞いてないけど、オールスターズVer.にはないソロパートも聴けるコチラの方が断然好きだし、つんく♂作なので娘。楽曲として違和感なく聴けるし、なによりつんく♂の教えの浸透度がスピーディ！速攻で効いてくるｗ

ちなみに現在敢行中の秋ツアーでは早速ワンエイトVer.が披露されてるわ。

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傑作
名作
神作

☆☆☆☆☆ ☆☆☆★ 傑作名作神作

② 憧れのStress-free
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：平田祥一郎

「◯◯◯◯な件」と2ちゃんのスレタイみたいな歌詞に笑っちゃう、つんく♂作のサーフ・ミュージックがベースの歌謡曲テイストで、ハロプロ現リーダーと次期リーダー(?)に1箇所ずつソロ有りだけど基本的には研修生を含むユニット毎に歌い繋いでいく構成。なので森戸ちー等のユニット掛け持ちメンバーは歌うところ多そうね。

MVの最後がデビュー予定の一岡さんで終わるのが何かを暗示してそうだけど、やっぱアタシは桃々姫が気になる。他の事務所からではデビューできそうもない、逆に言えば強烈なまでのハロプロ臭をプンプン漂わせてて、個性薄い現メンのケツを蹴り上げてくれるのを期待！

こちらはユニット別バージョンの音源化はされてないけど、「YEAH YEAH YEAH」同様にワンエイトは秋ツアーで披露済み。やはりモーニング娘。の曲として聞こえてくる。

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傑作
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神作

☆☆☆☆☆ ☆★☆☆ 傑作名作神作

③ 花、闌の時
作詞：小椋佳　作曲：小椋佳　編曲：上杉洋史

ちょ、えーっ！？小椋佳がハロプロごときに楽曲提供？・・・ならよかったけど真相は違くて、今作は吉永小百合主演映画「北の桜守」の主題歌がオリジナルで、ハロプロはカバーバージョン。映画にはハロプロに近い人では仙石ちゃんやビタスイがチョイ役で出演してたり、サントラもアップフロントから出てたりとどうやら我が軍が絡んでるっぽい。

でも保田圭じゃなくて小椋佳だからねｗ？若い方には馴染みがないかもだけど昭和歌謡作家の大御所さんよ。それこそお部屋を整頓して正座して静聴だわ。

このハロプロ・バージョンは合唱スタイルでインストはピアノのみと至ってシンプル。合唱といえばその昔ハロコンで童謡ポップスシリーズをこのスタイルで披露したことがあったけど、当時の個性豊かな面々とは違い薄味の現メン（ま、アタシが現メンを詳しく知らないだけなんだけど）に集合されるだけ余計に何も印象も残らないという弱点を逆手にとったスタイル・・・とも解釈できるのよね。個性を出さない方が良いスタイルでしょ。

なので不思議なことにつんく♂楽曲とはまた違う感じでジワジワ染みてくるの。映画用に制作されたとはいえ、花が咲きそして散る瞬間を描写した歌詞がアイドルとして存在できる長い人生のうちのほんの一瞬を捉えてるようで、ホントに小椋佳がハロプロのために提供してくれたんじゃないかと錯覚すら起るほどの調和が美しいの。インストだけでもステキで部屋で聴いてるとオシャレなホテルのラウンジにいる気分に浸れちゃうわ♡

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傑作
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☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆ 傑作名作神作

④ ハロー! ヒストリー【Additional Track】
作詞：前山田健一　作曲：前山田健一　編曲：平田祥一郎

モーニング娘。リーダーズがちょっとウケたからってまーた出てきたわヒャダ子ｗ歌詞にしても音にしてもネタがいちいち細かすぎんのよアンタｗそこまでして「僕、ハロプロわかってます感」を出したいのねｗファンキーなテイストなのもつまり最もハロプロ楽曲らしいとされる曲調だからなんだろうし、ええ、大好きよこの曲ｗ ♪ハロハロー♡