レインボー7
Album Review
ライブを想定して制作されたかのようなオリジナル7th
小春ちゃんにとってアルバム初参加、モーニング娘。7th「レインボー7」よ。収録曲のタイトルを見るとレインボーにかけてか「青(空)」「INDIGO BLUE」「ピンク」「パープル」「無色」などなど「色」に関する単語が付いた曲が目に付くわね。つんく♂ちゃん的には本作は「音のプリズム」がテーマだそうで、そこからアルバムタイトルの”レインボー”が出てきたみたい。でも聴いてみると明らかにライブを想定して制作されたアルバムであることが分かるわ。もう曲順の並びそのままでライブが成立しそうよ。
オープニングは爆風スランプのリズム隊が参加したミクスチャーロック「HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~」からスタート。オーディエンスを煽る姿が浮かぶイントロのガキマコラップはライブの臨場感そのまま。続く爆アゲテクノ「THE マンパワー!!!」で勢いは急加速、「青空がいつまでも続くような未来であれ!」では大合唱が沸き起こり既に会場は汗だくよ。「大阪 恋の歌」「INDIGO BLUE LOVE」で徐々にクールダウンさせた次の瞬間、笑撃の新ユニット”重ピンク、こはっピンク”初お披露目。
何が起こったのがワケが分からないまま、後半戦はフラメンコダンス「色っぽい じれったい」からスタート。続くバラード「無色透明なままで」ではアダルトな一面を覗かせ、大陸的な広がりを感じさせるファンクチューン「パープルウィンド」の開放感に我を忘れてただただ感動するの。そして本編ラストは間奏でメンバー一人ひとりのMCコーナーが挿入される「さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYEBYE チャッチャ!」。
アンコールはシングルと比較にならないくらいド派手なお祭りソングへ進化した「直感2」と現メンバージョンの「女子かしまし物語3」。振りコピしまくって心地よい疲労感の中ライブ終了、みたいな感じ?ライブを想定しながらもバラエティに富んだ楽曲群。どんなタイプの曲にもフレキシブルに対応できちゃうところが現モーニング娘。の強みだと思うわ。
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- 80
- 90
- 傑作
- 名作
- 神作
レインボー7
久住小春
小春ちゃんと「レインボー7」
ちょっとちょっと大変よ!かつておニャン子クラブを大ブレイクさせたあの秋元康が新たにプロデュースを手掛けるアイドルグループがデビューしたらしいの。萌え文化のメッカ秋葉原の専用劇場でほぼ毎日ショーを行いファンと交流を図ってるんだって。「会いにいけるアイドル」がコンセプトの次世代グループだとかなんとか。
このほど発売されたデビューシングルも好調な売れ行きを見せオリコンチャート初登場10位をマークしたっていうし。オリコンホームページでもモー娘。以来の快挙達成!と大きく取り上げられているわ。これまでは相手にしなくても勝手に自滅していくグループばかりだったけど今回はいくぶん状況が違うように感じるのは気のせい?久々の大物アイドルグループの誕生なんじゃない?しかも振り付けを手掛けているのはナント夏先生。ちょっと!つんく♂ちゃんもう何とかしなさいよっ!・・・と思ったら、彼は既に動いていたわ!
「重ピンク、こはっピンク」
モーニング娘。から新たに誕生した新ユニットよ。メンバーは、ミラクルエースとしてモーニング娘。に加入しその妹力はで近寄る者を一人残らず脱力させてしまうという最強の萌え妹キャラのこはっピンクこと小春ちゃん。そして目眩がするほどのブリッ子キャラで必殺技うさちゃんピースで見るものをいろいろな意味で圧倒しちゃうアキバメイドカフェ娘。重ピンクこと道重さゆ。目には目を、歯には歯を、アキバにはアキバを!ミラクルアキバユニットの誕生なの!
モーニング娘。の由緒ある伝統を守るため、そして輝かしい未来を築き上げるため、重ピンクと、こはっピンクが結成されたの。そんな新ユニットのデビュー曲「レインボーピンク」は、超絶にウザいブリブリブリッコなアキバポップ。三人祭の比じゃないわ!
CD
- 初回生産限定盤:三方背パッケージ仕様/モーニング娘。写真集
- HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
- THE マンパワー!!!
- 青空がいつまでも続くような未来であれ!
- 大阪 恋の歌
- INDIGO BLUE LOVE新垣里沙・亀井絵里・田中れいな
- レインボーピンク重ピンク、こはっピンク
- 色っぽい じれったい
- 無色透明なままで吉澤ひとみ・高橋愛・紺野あさ美・小川麻琴・藤本美貴
- パープルウィンドウ
- さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYEBYE チャッチャ!
- 直感2~逃した魚は大きいぞ!~ (全くその通リミックス)
- 女子かしまし物語3