I WISH

モーニング娘。: 10th Single
Release Date: 2000.09.06
Produced by つんく♂
Oricon Weekly: #1
Performed by:

I WISH
Song Review

なっちが後列へ！前代未聞、下克上体制の新生モーニング娘。

I WISH
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：河野伸
コレオグラファー：夏まゆみ

市井ちゃん卒業後、４期メンバーが加入した第２期タンポポ／プッチモニの活動を経て、ついにモーニング娘。10人体制初シングル「I WISH」がリリースよ。

もうこの時期になるとASAYANにはほとんど出演しなくなっちゃうのよね。それなのに新聞のラテ欄には「モ娘急展開！」みたいにヲタを煽るような文句が書かれてて、でも実際はほとんどが超男子オーディションとか泣き虫ファッションデザイナーｗとかで、娘。は最後の５分くらいしかやってくれなくて。レコーディング映像なんてのも一切放送されなくなるわで、本作リリース時もプロモーションで１回出演したくらいじゃない？ここら辺からモーニング娘。は徐々に裏側を見せなくなっていくのね。立派な国民的アイドルである証ってことかしら。

そんな国民的アイドル時代真っ只中にリリースされた本作は、前３作までのダンス☆マン路線から一旦外れて「普通であることの素晴らしさ」を歌ったゴスペル風ポップソング。だけどサビ突入から一気に込み上げてくる娘。への想い、あの感情の高ぶりだけは普通じゃないわ！サビの入り方がもう快感なの！歌詞的にはラブマバブルで環境が一変しちゃったけど、でも実際はみんな普通の女の子であるってことでいいのかしら？勘違いして卒業していった子もいるわけだし、戒め的な意味合いもあったりしてｗ。

それよかパート割りが大変なことになってるわね。３，４期がメインで１，２期はハモリという前代未聞の下克上体制！なっちなんて例のプレステ事件の報いなのかソロパートゼロっていう。あ、そっか！これは案外なっちへの戒めだったのかもしれないわ（笑）