サマーナイトタウン

モーニング娘。: 2nd Single【2期メンバー加入】
Release Date: 1998.05.27
Produced by つんく♂
Oricon Weekly: #4
Performed by:

サマーナイトタウン
Album Review

第２期メンバー加入で８人の山口百恵に！

サマーナイトタウン
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：前嶋康明
コレオグラファー：夏まゆみ

オリコン初登場６位とTVの企画モノユニットにしては大成功に終わったデビュー曲に続く2ndシングルの発売がはやくも決定。つんく♂ちゃん的には「２枚目となるとどうも緊張感がないのが危険」だとかで次作は「全員ビキニ」だの「着ぐるみ」だのむちゃくちゃなアイデアを次々に発言。

確かにどのアーティストでも2ndシングルとかアルバムってビミョ～な出来の作品が多い気がするし、印象に残りづらいところはあるっちゃあるわ。そんな中でつんく♂ちゃんがついに爆弾を投下するのよ！以降、この爆弾投下が恒例行事化していくの。

つんく♂「増やしましょうか」

次の瞬間「そうなんですっ！」と例のナレーションと共にモーニング娘。初の追加メンバーオーディション開催が告知されたのよ！ちなみにアタシこの時実際に見てたけど、まだヲタ化してなかったけどかなりビックリしてたのを覚えてるわ。そんなわけでモーニング娘。初の新メンバーは保田圭、市井紗耶香、矢口真里の３名に決定。８人体制に。

その新体制第１弾である本作「サマーナイトタウン」は、前作の王道アイドルポップスから一転して16ビートのダンサブルな歌謡曲。つんく♂ちゃん的には「山口百恵が８人おったらオモロイんやん？」ってところから始まったみたい。８人が無表情で「♪プレイバックプレイバック」って歌ってるとこが「♪大キライ大キライ大キライ大スキ」へ発展したのかしら。この無表情さが初期モーニング娘。の特徴になっていくのよ。笑わないアイドルの誕生！

カップリング「A MEMORY OF SUMMER ’98」は初期娘。らしいバラードで、１期メン５人均等にソロパートが振り分けられてるからそれぞれの歌をじっくり聴き込めるわ。２期はソロなし。