泣いちゃうかも

モーニング娘。: 38th Single
Release Date: 2009.02.18
Produced by つんく♂
Oricon Weekly: #3 / Billboard Japan: #9
Performed by:

泣いちゃうかも
Song Review

モーニング娘。らしさが変わってきた

2009年3月のエルダークラブのHello! Project卒業に伴い、4月以降はワンダフルハーツ＝Hello! Projectになるわけだけど、そんなワンダフルハーツの今年のテーマは「革命元年」だそう。これはお正月ライブのタイトルで「2009年が飛躍の年になるように」という願いが込められてるんだって。

そしてそのステージで革命元年第1弾シングルが初披露されたわ！革命元年だけに希望に満ちたポジティブソングを期待したいところよね！ねえねえ、なんてタイトルなの？・・・

泣いちゃうかも
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：大久保薫
コレオグラファー：YOKO

ちょっとｗ！これから飛躍しようって時になに泣いてんのよ！そりゃCD売れないわ、ライブ動員数は下がる一方だわ、レギュラー番組終了だわ、紅白も初落選だわで、モーニング娘。を取り巻く環境は過去最悪なのはアタシも分かるけどさ〜・・・。でもそうかと思ったら、サビの振り付けで「キビシ〜〜〜〜っ！」って財津一郎みたいなことやってるあたり、こういった現状を自ら茶化してるのかのようにも受け取れるわ。メソメソしてるモーニング娘。かと思ったら意外と自虐ネタに走る余裕も持ち合わせてるようね。

本作は女がひたすら愚痴りまくるというよくあるつんく♂ちゃん歌謡曲で、相変わらず愛ちゃんとれいなばかりが愚痴ってるわ。あ、メインボーカルってことネ。小春ちゃんは愚痴ってないわ。偉いのね！あ、ソロパートないってことね orz。それにしてもここ数作ってダークな曲多くない？高橋時代の５枚のシングル「女に幸あれ」「みかん」「リゾナントブルー」「ペッパー警部」「泣いちゃうかも」。こうして並べてみると明るくポジティブでモーニング娘。らしいと思ってた「みかん」が実は高橋時代では異色であることに気付かされるわ。もしかして「モーニング娘。らしさ」って変わってきてる？

カップリング「弱虫」は”孤独が似合うタイプ”とか言われちゃう寂しい女の子の心情を描いた切な系ソング。１番ガキさんソロ、２番さゆソロという構成が珍しいわ。

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傑作
名作
神作

☆☆☆☆☆ ☆☆☆★ 傑作名作神作

泣いちゃうかも
久住小春

小春ちゃんと「泣いちゃうかも」

小春ちゃん個人にスポットを当ててみてもキビシ〜のは同じだわ。まず、前作「ペッパー警部」に続いて本作においてもソロパート皆無。これはイタイわ。さらに「きらりん☆レボリューション」も今春で放送終了決定。これまでは娘。で不遇な思いをしたとしても「小春ちゃんにはきらりがあるしぃ〜」ってうっぷんを晴らすこともできたけど、それももうおしまい。

久住小春（17）

でも今年の小春ちゃんはいつもとはひと味違う年になると期待してるわ。というのも今年2009年７月、あと半年ほどで小春ちゃんは一般的にアイドルとして旬な年齢とされる「17歳」に到達。大人じゃない。でも子供とも違う。その両方が入り交じる年齢にしか出せない絶妙なアイドルの輝きを放つのはもうすぐ。きっと小春ちゃんならこの逆境を跳ね返してミラクルを起こしてくれるハズよ！2009年は小春ちゃんの「革命元年」でもあるの！めっちゃ期待だわ！

You are sixteen going on seventeen〜♪