ふるさと

モーニング娘。: 6th Single
Release Date: 1999.07.14
Produced by つんく♂
Oricon Weekly: #5
Performed by:

ふるさと
Song Review

なっちとかではなく、本当に大惨敗なのは・・・

ふるさと
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：小西貴雄
コレオグラファー：夏まゆみ

モーニング娘。6thシングル「ふるさと」発売前、ASAYANにて３つの衝撃事実が明かされるの。「第２次追加オーディション開催」「ココナッツ娘のデビュー曲が”サマーナイトタウン”の英語版（これは衝撃でもなんでもないｗ）」、そして同じASAYAN出身の鈴木あみと「CD同時発売で直接対決勃発」と。結果はあみ１位、娘。５位だったけど、ASAYANも必要以上に煽るし、なんだか娘。史における歴史的大惨敗曲とだけしか記憶されてないのが残念ね。

ま、確かにこの時点ではコレがいちばん売上が振るわなかったわけだけど。しかもなっちソロ曲状態だったからなっちに全ての責任がのしかかってしまったように映ってしまったのも哀れ。そういう負の要素をのぞけば、本作は叙情性溢れるけっこうな美メロバラードだし、６人のコーラスワークにも耳を奪われてしまうのよね。

カップリング「忘れらんない」も絶妙なハモリワークが聴ける隠れた名曲！ヤグチのハモラーとしての力量は「Memory 青春の光」で証明済みだけど、実は市井ちゃんも意外と名ハモラーだったんだと気が付かされるし。あと、圭ちゃんが頭角を現してて、なっちに次いでソロパート多いという点も見逃せないわ！

こうして本作と、続く2ndアルバム「セカンドモーニング」をもってコーラス／ハーモニー路線は終焉。その後はご存知の通りアイドル色を強めていき、圭ちゃんのようなアーティストじみた子ほど立場が危うくなっていくのねｗ。本当に大惨敗なのは、圭ちゃんの才能を発揮する場所を潰してしまったことよ！