- モーニング娘。: Cover Album
- Release Date: 2008.11.26
- Oricon Weekly: #27
- Performed by:
COVER YOU
Album Review
悠、カバーしちゃいなよ～！・・・の、阿久悠トリビュートカバーアルバム
コンプリートベストアルバム「ALL SINGLES COMPLETE」発表から約１年、モーニング娘。ひっさびさのアルバム「COVER YOU」が登場！本作は昭和のヒット曲の多くを手掛け、去年惜しくも他界された名作詞家：阿久悠先生へのトリビュート企画として制作された作品。このほど37枚目のシングルとして発売された「ペッパー警部」をはじめ収録曲すべてが先生の作詞曲よ。ちなみに選曲・監修は所属事務所の大先輩五木ひろし御大。「♪気になるあの子はピロシ君(こんにちぱ)」？んなわけないｗ。
アタシ、世代的には先生の作品を聴いて育ったわけではないから(そこまでババァじゃないわｗ)よほどの大ヒット曲でもない限りはなんとなく聴いたことある程度の曲だったりするんだけど、こうしてモーニング娘。を通じて先生の作品に触れてみると先生の描く歌詞の振り幅がすんごい広いことに驚かされるわ。
ピンク・レディーの曲では若者の恋の駆け引きをちょこっとエロ目線で描いてたり、かと思えば「ロマンス」では一途な恋を描いてたり、「ピンポンパン体操」とか完全にお子様がターゲットだし、とても同じ人が描いてるとは思えないの。「抱いて HOLD ON ME!」「LOVEマシーン」から「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」まで描いてしまうつんくちゃんのようね。
聴いてると懐かしさを覚えるわ。昭和だからとかではなく、別の違うところから感じるな、と。「青春時代」のサビのユニゾンを聴いてたとき、何でか分からないけど1stアルバム収録「どうにかして土曜日」が思い浮かんできたの。懐かしさはここから来てるんじゃないかしら、と。それに本作に愛ちゃん／五木デュエットがあるように、あの当時も中澤裕子／高山厳さんのデュエットとかあったしね。Perfumeのようなテクノサウンドが持て囃されるこの2008年に無謀にも昭和歌謡曲に挑むという時代錯誤感は、ビジュアル系バンド全盛時代に発表された1stアルバムのそれに近いんじゃないかしら。
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- 傑作
- 名作
- 神作
COVER YOU
久住小春
小春ちゃんと「COVER YOU」
そんな「ファーストタイム」的な匂いのするアルバムだけど、なぜかミニモニ。的な曲が混在！それが本作で唯一小春ちゃんがメインボーカルを務める「ピンポンパン体操」よ！アタシ、ピンポンパンは子供の頃見てた記憶はあるんだけど、でもほとんど覚えてないの。だからこの体操ソングも記憶になくて。”ひらけ！ポンキッキ”の方はまだ覚えてるんだけど。
で、You Tubeに当時の映像があったから見てみたんだけど、ほぼオリジナル通り。ってか、この摩訶不思議なお子様向けソング、小春ちゃんにピッタリじゃない！ライブで小春ちゃんが先陣切って子供たちを連れまわしてる光景が目に浮かぶわ。これは大の大人も連れまわされるしかなさそうね！ぜひライブでお願い！
フィンガー５「恋のダイヤル６７００」も小春ちゃん色が強い１曲。これは秋ツアー「リゾナント LIVE」でも披露されてるわ。リンリンが”♪リンリンリリン～”って歌ってる印象が強いけど、小春ちゃんも「♪君のテレフォンナンバーシックスセブンオーオー」とグラサン少年役を任されててかなり良さげ～！
初回生産限定盤
通常盤
CD
- 初回生産限定盤：三方背パッケージ仕様
- 渚のシンドバッド
- どうにもとまらない
- 居酒屋 五木ひろし＆高橋愛
- ペッパー警部（Album Ver.）
- 白い蝶のサンバ
- 青春時代
- 林檎殺人事件
- ロマンス（Album Ver.）
- 街の灯り
- 恋のダイヤル６７００
- ピンポンパン体操
- わたしの青い鳥
- ジョニイへの伝言
- UFO
