真夏の光線

モーニング娘。: 5th Single
Release Date: 1999.05.12
Produced by つんく♂
Oricon Weekly: #3
Performed by:

真夏の光線
Song Review

新体制第一弾は正統派アイドルソングの歴史的大名曲！

真夏の光線
作詞：つんく♂　作曲：つんく♂　編曲：河野伸
コレオグラファー：夏まゆみ

明日香卒業後初シングルである本作は、これまでの陰性ダンスビートやR&B路線とはうってかわってモロに陽性、モロにアイドルソングのド真ん中を射抜いてて、これまでが８人の山口百恵ならば、本作は７人の松田聖子ってところ。圭ちゃんでさえ聖子然としてるわｗ。もちろんこの時期の最大の魅力である美しいコーラスワークも健在よ！

メインボーカルであるなっちの1TOP体制を主軸に、他のメンバーが絶妙なハーモニで包みこむという歴史的大名曲と言っても過言ではない出来栄え！今となっては明日香卒業～ごっちん加入の間に埋もれちゃったからなのか代表曲扱いされてないようだけど、娘。ソングズ屈指の大名曲であるとアタシは声を大にして言いたいわ！

カップリング「恋の始発列車」も同様の正統派アイドルソングで隠れた名曲なのよね。2ndアルバム「セカンドモーニング」にもアルバムバージョンが収録されてるけど、あちらの打ち込みアレンジよりはAOR的なこちらのシングルバージョンの方がアタシは好み！

で、個人的な思い出話させていただくと・・・、実はこの「真夏の光線」ってアタシが初めて買ったモーニング娘。のCDなの！夜中にテレビの放送が終わるとPVが流れてるじゃない？あれ何回も見てるうちにハマってしまってとうとうCDを購入してしまって。それまでアイドルとか興味なかったし、むしろ小バカにしてたくらいなのに。その頃はもうHR/HMしか聴いてなくって。ゲイのくせしてけっこうノンケっぽい趣味でｗ。その時のことよく覚えてるけど、何を聴いてもつまんなかったのよね。で「かっけーバンドいねーな」みたいな時、そんな時に心のスキマにまさかのアイドルソング、まさかのモーニング娘。が入ってきた。すごい新鮮に響いてきたわ～！そこからよね。どんどん堕ちていったわ。で、今に至るとｗ。