- モーニング娘。’22: 72nd Single【16期メンバー加入 13期:加賀楓 卒業】
- Release Date: 2022.12.21
- Oricon Weekly: #1 / Billboard Japan: #3
- Performed by:
Song Review |
② Happy birthday to Me! |
① Swing Swing Paradise
New Generation【16期メンバー】櫻井梨央 |
Give Me 愛 – 加賀楓 (モーニング娘。’22)
Swing Swing Paradise / Happy birthday to Me!
Song Review
16期加入&13期カエデ卒業のダブル「カエデセンター」A面シングル!
ちょっと最初に一言よろしい? 新曲が披露されなかった秋ツアー初日、中盤の「デビュー曲メドレー」に続いてこのまま16期デビュー曲初披露クルー!!というアタシ予想、当たってるんじゃないのさ!なんで初日から披露してくれなかったのよっ!?(初日レポ読んでね♡)
ってことでモーニング娘。’22秋ツアー「SINGIN’ TO THE BEAT」中盤から投入の2曲を配した通算72枚目のダブルA面シングル。今作は16期:らいりーにとってはデビューシングルであり、13期:カエデにとってはラストシングル。発売日時点で既にカエデは卒業済み。
ライブで公開された②→①の順でイキまっしょい!
【追記】オリコン週間シングルチャート1位ゲッツよん!「ジュウゴロッキーズ」にとっては初1位で、これでモーニング娘。歴代メンバー45人全員が「1位経験有り」の記録を更新♡
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② Happy birthday to Me!
- 作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:大久保薫
- コレオグラファー:???
その「デビュー曲メドレー」に続いて初披露されたのがこの②。
一聴した限りではな〜んも引っかからないんだけど、つんく♂曲は早々に「駄曲」だなんて決めつけちゃダメ。次第に「つんく♂マジック」が発動してジワジワ効いてきて感動の名曲に聞こえてくる場合だってあるんだから・・・と、しばらく聴いてたんだけど、やだっ!うそっ!まじっ? ちっとも効いてこないわよ? そもそもシングル曲なのコレ?w
そんなときってシングル曲としての体裁を保つためだったり、つべの再生回数を伸ばすためだったり、何かしらの「仕込み」があるもの。珍しい子をセンターにしてみたり、衣装を2パターン用意して(りお・りおは3パターン)セットもカラフルにして視覚効果をアゲてみたり、パート割もいつもと違うパターンにしてみたり・・・
・・・そ、そうなんです!今度こそメンバー全員にソロ有りなんです! (ASAYAN)
(「大・人生 Never Been Better!」は全員にありそうでなかったものね)
シングル曲で、一文字パートを除いたとしても、全員ソロ有りなのが極めて珍しく、1番にまともなイクタソロとかいつ以来か思い出せないわ。さゆの在籍最長記録を更新して辿り着いたイクタの境地をご覧あれ(褒めてませんw)。ほとんど2番ばかりだったほまれもラストのサビで貰えてて、なおかつ2番にもあるし、なんなら1番にもカエデ卒業後はほまれソロになりそうなパートもあるしで、ほま推し的には見どころ多め!
デビュー、卒業、いろんな「新しい私」を祝福♡
殻をブチ破ったネガティブ女子の新たなる「生誕」を祝福するというこの曲は、ネガティブ女子かどうかはさておき、デビューするらいりーと卒業するカエデのお二方の人生の大きな節目を祝福よ。そんで最近は「声出しライブ解禁」の告知がチラホラ聞こえるし、ってことはハロプロの解禁も間近なはずで、以前なら当たり前のあの”ヲイヲイしい”空間へ再び足を踏み入れるその日はきっとこの3年間を経てメンバーもヲタも生まれ変わった「新しい私」なんだと思うし、②がそんなライブのOP曲だったらちょっと素敵☆カナ、と思った・・・。
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- 傑作
- 名作
- 神作
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① Swing Swing Paradise
- 作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:平田祥一郎
- コレオグラファー:???
②初披露の1週間後に初披露の①。
歌い出し、りお→めいときたもんだからほまクル━(゚∀゚)━!!と思いきやお局その1・その2の登場でまたもやほまスル━(`ε´)━!!という仕打ちに肩を落としちゃったけど(前にもあったこのパターン)、そもそも②同様に①も音だけでは印象は薄い。となればミュージカル的な演出で視覚効果をアゲてみましょうってなるわけよね。ただしミュージカルっつっても場末の劇場感全開なやつではあるんだけど(小川マコが主役で出てきそう!?w)
ミュージカル調といえば男役/女役に別れてパフォーマンスした2001年のシングル「Mr. Moonlight 〜愛のビッグバンド!〜」が思い浮かぶけど、あちらは男目線だったのに対して今作はカエデのみを男役に配しつつ女目線で描かれてるようなイメージ・・・なのかと思ったらどうやら恋焦がれてる女の歌ってわけでもなさそう。でもカエデを残りのメンバー全員で持ち上げてるような絵が浮かぶのは確か。
てか①も②もどちらもカエデセンターってのが驚異(!!)だけど(ただし①はカエデパートは少なめ)、最後だからって急に扱い良くされてもなんかモヤモヤが残るのも事実で、曲もセンターも一緒に成長していく様を見届けるのが楽しいのにすぐにそのセンターが抜けるんじゃそんな楽しみも奪われたも同然。ズッ子の泡沫SDNのときもそうだったけど、せめてワンツアー通して披露してほしいわ。で、どーして初日から・・・と話は最初に戻るんだけどw
まあそんな中でも歌詞の合間に「ア〜ン♡」が入るだけでモーニング娘。然とするあたりはさすが25年も続く伝統芸だと散見される要素もあるにはあるけど・・・
らいりー、のっけからモーニング娘。伝統芸「ア〜ン♡」初披露!
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- 傑作
- 名作
- 神作
New Generation
16期メンバー
「モーニング娘。’22」「Juice=Juice」合同新メンバーオーディションでモーニング娘。加入をキメた16期メンバーは櫻井梨央クンの1名で、3期・7期・8期・11期・14期に続く史上6人目の単独加入(8期は発表段階では単独だったのでカウント)。合格発表当時で高2の16歳、今作発売時点で17歳。ニックネームははやくも「らいりー」に決定したよう。
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櫻井 梨央(Rio Sakurai)
- From 東京都
- Birthday 2005.11.11
- Color ミルクティー
アタシの第一印象は「どこの地方女子アナ?」で、フクに合格を告げられた瞬間でもどこか落ち着いてて、驚いてるっちゃ驚いてるんだけど、過去のメンバーの反応に比べたら薄い。でもそれが悪いってことではなくて良く言えば地に足がついてそうだし(もう一方のりおなんて宇宙の果てまで飛んでってた)緊張しつつも受け答えできてるし、なんつーかビジネスライクな反応が女子アナに見えたってわけ。「合格です。」「了解です。」みたいなw
単独加入の子って「(良くも悪くも)存在そのものがまず異質」という共通項があるけど、らいりーからはそんな雰囲気は感じないのよね。際立ったスキルを持ち合わせてるわけでもなさそうだし、ただ「普通に可愛い」だけ。いや、アイドルなら可愛いのも立派なスキルだし、ビジュアルはアッという間に大化けする予感はプンプン臭うけど。
でもアタシが興味を惹かれたのは「モーニング娘。の好きな曲は?」の質問に「ムキダシで向き合って」と非つんく♂曲を答えてたところ。つんく♂が総合プロデューサーを降りてはや数年、ついに「モーニング娘。=つんく♂」という先入観を持ってない子の加入がちょっとオモロい。この発言、つんく♂は何かしら思うところがあるはずw
実際らいりーがモーニング娘。の存在を知ったのってツー・ゼロの頃だって言うし、そういう意味ではモーニング娘。をよく知らないまま加入してきたごっちんや小春ちゃんに通じる部分も感じる。「モーニング娘。大好きなんです♡」とヲタ根性丸出しで加入してこられてるよりは「モーニング娘。は芸能界の入口」くらいに捉えてる子の方が絶対面白いものw
まあらいりーからはそんな野心家めいたものは感じないけど、上記発言に刺激を受けたつんく♂に何らかのスイッチが入れば、来る2023年、モーニング娘。25周年も大いに盛り上がるのではないかと期待だわ。(現在既に17期メンバー・オーディションも絶賛選考中!)
Give Me 愛
加賀楓 (モーニング娘。’22)
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① Give Me 愛
- 作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:大久保薫
- Release Date: 2022.12.10
- Performed by 加賀楓 (モーニング娘。’22)
すっかり恒例、卒コン用ソロ曲の配信リリースがキタわ♡
13期でどっちが好きか?って聞かれたらその答えは横やんになるんだけど、同じくらいカエデも好きになったのは口も押さえずガハガハとデカい声で笑う子なんだと認識したリミスタのネットサイン会の姿で、そういう豪快なオンナってアタシ個人的には高評価で、なんつーかオンナの余裕みたいなのを感じるのよね。卒業の一報を聞いた時は「え?もう?」という気分だったけど、きっとカエデにとっては卒業だって余裕の決断だったんだと思うわ。アイドルでいることにしがみついてるようにしか見えない先輩が多い中だとなおさら。
そんな豪快なオンナが卒コン用ソロ曲として選曲したのが数あるモーニング娘。の楽曲の中でも”しみったれたオンナ”系の曲である「Give Me 愛」(2012年「12, スマート」収録曲)ってなもんだからもう笑いが収まらないw もちろん良い意味で!
良いポジションにいることは少なかったし心折れそうな時期もあったでしょうけど、本人だって自覚してるはずなんだけど、そもそもがアイドル気質ではないカエデがアイドルでいること自体が逆境で、カッコいいパフォーマンスがしたいだけのカエデにとって、モーニング娘。での夢のような日々はきっと偶像を演じ切れない自分とのせめぎ合いの日々でもあったはず。自分を騙せないんだと思う。そんなことを思いながら拝見したパフォーマンスはカエデの本音を垣間見てるようで痺れたし、それをフルサイズ歌い切る姿は天晴れだったわ!
アタシの記憶にはしっかりと刻まれたアイドルよ♡ 卒業おめでとう♡
初回生産限定盤A
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通常盤A
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初回生産限定盤B
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通常盤B
【CD】- 通常盤A:トレーディングカード ソロ13種+集合1種よりランダムにて1枚封入 (Swing Swing Paradise Ver.)
通常盤B:トレーディングカード ソロ13種+集合1種よりランダムにて1枚封入 (Happy birthday to Me! Ver.)
初回生産限定盤SP
【CD+Blu-ray】
CD
- Swing Swing Paradise
- Happy birthday to Me!
- Swing Swing Paradise (Instrumental)
- Happy birthday to Me! (Instrumental)
Blu-ray – 初回生産限定盤A
- Swing Swing Paradise (Music Video)
- Swing Swing Paradise (Dance Shot Ver.)
- Swing Swing Paradise (メイキング映像)
Blu-ray – 初回生産限定盤B
- Happy birthday to Me! (Music Video)
- Happy birthday to Me! (Dance Shot Ver.)
- Happy birthday to Me! (メイキング映像)
Blu-ray – 初回生産限定盤SP
- Swing Swing Paradise (加賀楓 ソロVer.)
- Happy birthday to Me! (加賀楓 ソロVer.)
- 加賀楓インタビュー
Digital Single
- Give Me 愛