- モーニング娘。’23: 73rd Single【17期メンバー加入 (フル参加) 9期:譜久村聖 卒業】
- Release Date: 2023.10.25
- Oricon Weekly: #2 / Billboard Japan: #2
- Performed by:
すっごいFEVER! / Wake-up Call ~目覚めるとき~ / Neverending Shine
Song Review
17期フル参加 & 譜久村聖卒業シングルで幻の聖域「ミズキングダム」出現?
いや〜ん!や〜っとおフクが卒業するのね〜ルンルン♡ もう12月以降の新体制が楽しみで仕方ないわ・・・やっだごめんなさい、娘。ヲタとして最後のフクムラ・ダッシュを見届けるんだった。ってことで、前作より約10ヶ月ぶりの通算73枚目のシングルは17期メンバーにとっては初、9期でリーダー:おフクにとってはラストのトリプルA面仕様。内訳は下記。
① つんく♂作「すっごいFEVER!」
② 大久保薫&星部ショウ作「Wake-up Call ~目覚めるとき~」
③ つんく♂作「Neverending Shine」
衣装やジャケ写のカラーは次期リーダーを暗示?
衣装やジャケ写のカラー。①がおフクカラーで②がイクタカラーになってるわね。これは次期リーダーへのバトンタッチを暗示してるのかしら? 今作発売日時点では次期リーダーはまだ発表されてないけど通例なら次はイクタ、だけど、案外だーいしの世界線もアリ???
それではYouTubeで公開された順である「②→①→③」の順でイッてみよーっ!
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② Wake-up Call ~目覚めるとき~
- 作詞:星部ショウ 作曲:大久保薫・星部ショウ 編曲:大久保薫
- コレオグラファー:木下菜津子
「星部ショウ」。この文字列に警戒心を露わにする娘。ヲタはアタシだけではないはず。BEYOOOOONDS方面でこそその奇才っぷり(?)が良い意味で作用してるけど、忘れもしない2017年「新時代の幕開け!」とつんく♂の手柄を横取りせんとする勢いで娘。界隈へズケズケと踏み込んでこられたあの時のトラウマは未だに癒えてないのよ・・・。
そんな中でMVを鑑賞。なるほど、80年代の音像を現代に甦らせてバカ売れの某洋楽をパクった・・・まではよかったのに、ラップが過剰すぎぃ。しかもそこに過去曲のフレーズを大いに盛り込んでつんく♂やヲタに媚びるとか。手柄横取り作戦の次は媚びる作戦とな?
そりゃ娘。の楽曲ともなれば気合いもケタ違いでしょうしそんなエナジーがそのまま出てるのはヨシとして、アイデアの足し算ばなかりではなく引き算も考慮してラップ控えめにもう少々爽やかにまとめてくれれば満点かそれ以上もあったかもなのに、アラフィフ圏内へと足を踏み入れてしまったアタシには「♪こっちに来なさ〜い」以降がもう耳が痛いわ。
パート割りにおフク卒業後の新体制の姿が垣間見れる?
パート割は17期含めた全員にソロ有りで、その割り振り方に注目するとおフク卒業後を見据えた新体制の姿が垣間見れるのが興味深いわ。要所要所でフィーチャーされてるおんちゃんは次シングル曲のセンターへの布石のようだし、(その耳が痛い)「♪こっちに来なさ〜い」のイクタパートはリーダーに就任した後にこそ威力を発揮しそうだし、そんな暁にはイクタカラーの衣装もきっと現段階よりも色鮮やかに映えるんじゃない☆カナ。
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- 傑作
- 名作
- 神作
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① すっごいFEVER!
- 作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:平田祥一郎
- コレオグラファー:YOSHIKO
つんく♂信者の本命は当然この①。信者ならタイトルの字面だけでつんく♂曲だとわかっちゃうし、イントロからつんく♂ならではのファンキー色丸出しだし、序盤から「つんく♂印の大盛りソング」クルわあ的な高揚感「すっごい感」をビリビリ感じる・・・と思いきや、サビがやや単調かも。アイデア過剰な②とは裏腹に①はもう一捻り欲しい気分☆カナ。
その一捻りがオッサンパートなのかもだけど、つんく♂総合プロデュース時代はオッサンパートは当たり前で、もちろんそのオッサンとは他でもないつんく♂なんだけど、今作ではプッチモニ「ちょこっとLOVE」編曲者である松原憲氏を代打オッサンに起用し再現。新メン以外の全員にソロ有りだけどなぜかオッサンパートが最多という珍現象まで再現されてるわw 稀にこういう珍現象は起こるのよね。(直感2とかALL FOR ONE & ONE FAR ALLとか)
♪今夜〜 君(メンバー諸君 / 娘。ヲタ諸君)は天使さ〜♡
言葉少なめに綴られる歌詞はとても一途でそのまま享受するのも良いけど、ヲタならそこに潜む何かしらの物語を発見するもの。つんく♂から新メンバーへの伝言が読み取れるし、約13年にも及ぶおフクのキャリアの祝福も聞こえてくる。間奏明け、皆をひざまずかせる中で歌うおフクは長きに渡るフクムラ・ダッシュの末に辿り着いた世界を治めるまさに女王。そこには幻の聖域「ミズキングダム」だって浮かび上がってくるじゃありませぬこと?
ごらんなさい。モーニング娘。のセンターに居座るために人知れず己の技を磨き、モーニング娘。を思いのままに操るためなら時に性悪にもなる覚悟で臨む(ように見えた)、その全てをモーニング娘。に捧げてきたオンナの姿。邪悪なエナジー。聖なるエナジー。どちらに映るかはヲタ次第。どちらにせよ「すっごいFEVER」とは、譜久村聖のこの熱量のこと。
さあ、そうと分かれば娘。ヲタは一人残らずピンクTを着ておフクの前にひれ伏せよっ♡
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- 傑作
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③ Neverending Shine
- モーニング娘。’23 feat. 譜久村聖
- 作詞:つんく♂ 作曲:つんく♂ 編曲:神谷礼
- コレオグラファー:???
おフク卒業記念曲で名義は「モーニング娘。’23 feat. 譜久村聖」。メンバー全員が参加しているもののほぼおフクソロ曲よ。25周年ベストのトラックリストが判明した時点で次のシングルに「おフクソロ曲が存在する」という予想をしたヲタは多かったと思うけど、アタシは「17期がバックダンサーを務める」というとこまで予想したのね。それがまさかの「残留メンバー全員がバックダンサー」よ。ええ、ミズキングダムの国力にもうただただ平伏w
一聴する限りではおフクからヲタへの感謝を込めたよくある卒業記念曲のようで、自身はセンターに居座る中で後輩ばかりが先に卒業したり、コロナ禍も相まって在籍期間が異様に伸びたり、思いのほか反感を買ってしまったその言い訳なんかも聞こえてくるようなんだけど、でもよく聴くと一人称が「僕」であることに気付き、実は逆でヲタの気持ちをつんく♂が代弁しているようで、傷付いたおフクを癒しているようにも聞こえるの。深いわ・・・
個人的なおフクへの違和感はつんく♂の「譜久村降りといで」の瞬間から長い間あって、加入時につんく♂が評した「ウェット感」というものは後年なんとなく理解できた気はするけど、2020年「KOKORO&KARADA」での女王とも違う女神のような姿、4,5年の在籍では到底見せれるものではない圧倒的なオーラを感じた時にようやくそんな違和感も解消され、もうあの時の女神には会えないものかと思っていたら・・・最後に再会できた気がするわ♡
「ミズキングダム」は愛でいっぱいの聖域だと信じてるわ。卒業おめでとう♡
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- 傑作
- 名作
- 神作
初回生産限定盤A
【CD+Blu-ray】
通常盤A
【CD】
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【CD+Blu-ray】
通常盤B
【CD】
初回生産限定盤C
【CD+Blu-ray】
通常盤C
【CD】
初回生産限定盤SP
【CD+Blu-ray】- 通常盤A:トレーディングカード ソロ14種+集合1種よりランダムにて1枚封入 (すっごいFEVER! Ver.)
通常盤B:トレーディングカード ソロ14種+集合1種よりランダムにて1枚封入 (Wake-up Call ~目覚めるとき~ Ver.)
通常盤C:トレーディングカード ソロ14種+集合1種よりランダムにて1枚封入 (Neverending Shine Ver.)
初回生産限定盤SP:20Pフォトブックレット+デジパック仕様・トールケースサイズ
CD
- すっごいFEVER!
- Wake-up Call ~目覚めるとき~
- Neverending Shine
- すっごいFEVER! (Instrumental)
- Wake-up Call ~目覚めるとき~ (Instrumental)
- Neverending Shine (Instrumental)
Blu-ray – 初回生産限定盤A
- すっごいFEVER! (Music Video)
- すっごいFEVER! (Dance Shot Ver.)
- すっごいFEVER! (メイキング映像)
Blu-ray – 初回生産限定盤B
- Wake-up Call ~目覚めるとき~ (Music Video)
- Wake-up Call ~目覚めるとき~ (Dance Shot Ver.)
- Wake-up Call ~目覚めるとき~ (メイキング映像)
Blu-ray – 初回生産限定盤C
- Neverending Shine (Music Video)
- Neverending Shine (Dance Shot Ver.)
- Neverending Shine (メイキング映像)
Blu-ray – 初回生産限定盤SP
rockin’on presents. JAPAN JAM 2023 (4月30日 千葉市蘇我スポーツ公園) ライブ映像
- OPENING
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